榊原くじらの紙離滅裂

小説の下書きと設定。たまに愚痴。

ΑΠΟ ΜΗΧΑΝΗΣ ΘΕΟΣ

神は天上へ去り、四人の支配者は地下に眠る。

僕らはどこにも行けず、ただ空と地のあいだを彷徨う。

それでも、神は助けてはくれない。

ΑΠΟ ΜΗΧΑΝΗΣ ΘΕΟΣ 偽物でもいい。救いを求めた。

2007/08/20 | 23:06
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精霊王国奇譚

魔術師編
・フェイ=ルーン=オークランド
第23代宮廷魔術師長《ルーン》にして、初の女性ルーン。
・アーサー=オリーブガーデン
騎士
・ヴァン=エイブラハム
協会の錬金術師。
武闘派。
・J
教会の十騎士の一人。
・K
教会の十騎士の一人。女?

傀儡編
・アルバート
『蛇の杖』の錬金術師
・水晶の騎士
旧『国立工房』製作のゴーレム。
・ビオラ
謎のゴーレム技師が製作した『花の妖精』シリーズの一体。


2006/12/26 | 22:55
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「リファ……」
 そう呼ばれた猫は自信に満ちた笑みを浮かべ歩み寄ってくる。
「どうしたんだい。フェイ?」
「お久しぶりですね。先生」
 フェイは引きつった笑みで、猫に言葉を返す。
「マカベの莫迦は、どこだい?」
「師匠は蒸発しました。あなたの嫌いなグラムの魔術師は私だけです」
「そうかい。別にそう、身構えることはないさ。あんたみたいな、三下魔術師、いつでも殺せる。それより、随分と厄介なことになってるみたいじゃないかい。薔薇十字の奴らを敵に回したりして」
「恐縮です」
「ふん。アタシには関係ないことだがね。まあ、いい。勝手にするがいいさ」
「そこで、相談があります」
 猫はフェイを見つめる。
 目を見ているのだ。二人の双眸は激しくぶつかり合い、そして、リファが不意に逸らす。
「アタシの負けだ。なんだい?」
「ホーエンハイム。聞いたことがありますね」
「……無いよ」
 猫はわずかに目をそらした。
「否。知っていますね」
「あんたらには、カンケーのないことだよ。ローゼンを敵に回したにも飽きたらず、ホーエンハイムにまで手を出そうって言うのかい?」
「ていうことは、実在するのか」
 クラウスが呟く。それを聞いて猫は舌打ちする。
「鎌かけたのかい」
「いいえ、あなたの自爆です。私はただ、『聞いたことがあるか?』と言っただけです。是、か、否、で答えてくれてもよかったのです」
「是か否? つくづく、三下魔術師に口調が似てきたね」
「恐縮です」
「いいわ。もう。ホーエンハイムの居所を教えるから、早く消えとくれ」
「取引成立ですね」


2006/07/16 | 15:16
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妖精王国(1)

「俺とお前はクエストだ。意味が分かるか?」
「運命共同体だろ」
 フェイは息巻く。
「ちがう。俺はアーサー、お前はニミュエ。アーサーはニミュエを殺せるが、ニミュエはアーサーに殺されない」
「私は殺さない」
「知っている。こんなフェアじゃない関係が成り立つのは俺がお前を信頼しているからだ」
「だからなんだ。私はお前を……」
「だが、俺はお前を信頼する。俺の命はお前が握っている」

◆◆◆用語◆◆◆
クエスト:
魔術師と騎士のペアで構成される特殊工作員。機動隊としてや、僻地への工作活動などに使われる。


アーサー(女性形:モーガン)
クエストで、騎士の方を指す言葉。
主に第一騎士団、その中でもエリートであり、プライドが低いものが選ばれる。
クラウスはフェイのアーサー。

マーリン(女性形:ニミュエ)
クエストで魔術師の方。
王宮魔術師の中でも上位魔術師『メイジ』の位を持つものが選ばれ、フェイのように『ルーン』が選ばれることはまず無い。
フェイはクラウスのニミュエ。


2006/07/09 | 10:46
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