アメフラシ(設定)
レインメーカー(10)
・本名、古谷 愛花
・スクールの初等部の生徒で、ブラッドフリーク。
・元は、三号寮の寮生だったが、殺傷事件を起こしブラッドフリークが覚醒したため、隔離のため23号寮にやって来る。
・憂鬱を作るもの。
ミムラ(18)
・本名、雪恵 優
・スクールの出身者で、もとは23号寮の寮生。
・現在は大学に通う片手間、23号寮の管理人をしている。
教授(??)
・本名、山田 奈津子
・年齢不詳のスクール出資者。
・23号寮の土地は、もともと彼女のモノだったため(寄付した)やたら、寮にやってくる。
・変身能力がある。
・本名、古谷 愛花
・スクールの初等部の生徒で、ブラッドフリーク。
・元は、三号寮の寮生だったが、殺傷事件を起こしブラッドフリークが覚醒したため、隔離のため23号寮にやって来る。
・憂鬱を作るもの。
ミムラ(18)
・本名、雪恵 優
・スクールの出身者で、もとは23号寮の寮生。
・現在は大学に通う片手間、23号寮の管理人をしている。
教授(??)
・本名、山田 奈津子
・年齢不詳のスクール出資者。
・23号寮の土地は、もともと彼女のモノだったため(寄付した)やたら、寮にやってくる。
・変身能力がある。
アメフラシ(ケチャップと味噌)
ガツガツ、と気味の悪い音はしなくなった。
かわりに、ぐちょぐちょ、という気持ちの悪い音に変わっている。
ようは、レインメーカーが獲物の頭蓋骨を脳みそごと、ミンチしていた音ということだ。
「楽しそうですね。レインメーカー」
ミムラは出来るだけそちらを見ないように、という姿勢なのか、レインメーカーから90度、視線をずらしていた。
「見なくて分かるのか?」
一心に刀を突き刺す少女は、ミムラの方も見ずに聞く。
「いつものことです」
「そうだな、いつものことだ」
レインメーカーが頭を砕いて楽しんでいることも、ミムラがそんなレインメーカーを見ていないことも。
近づきすぎず、遠ざかりすぎない。
薄氷の上を立っているようだ、とミムラはレインメーカーのことを称したが、ミムラも十分そうだ。
ミムラがレインメーカーのつくる惨劇をその目に見たら、優しいミムラは壊れるだろう。
「なんで、お前はそこにいる?」
独り言のように呟く。
その言葉は、ミムラの耳にも届いたが、独り言だと分かったので黙っていた。
「レインメーカー。そろそろ、三時です。帰りますよ?」
「分かった」
レインメーカーはそういうと、刀を鞘にしまう。
頭のミンチにさっきまで熱中していたのに、急に興味が失せたかのような態度。
「今日の朝飯はなんだ?」
レインメーカーが訊ねる。
返り血まみれの服を隠すようなロングコートを羽織っているが、鼻につく血の臭い。帰ったら、すぐに風呂に入れて、朝飯喰わして早く家に帰そう。と、ミムラは思う。
「おい、朝飯を教えろ」
別のことを考えているのを見取ったレインメーカーは、ミムラに
「ケチャップたっぷりの料理にでもしましょうか?」
「いい案だ」
かわりに、ぐちょぐちょ、という気持ちの悪い音に変わっている。
ようは、レインメーカーが獲物の頭蓋骨を脳みそごと、ミンチしていた音ということだ。
「楽しそうですね。レインメーカー」
ミムラは出来るだけそちらを見ないように、という姿勢なのか、レインメーカーから90度、視線をずらしていた。
「見なくて分かるのか?」
一心に刀を突き刺す少女は、ミムラの方も見ずに聞く。
「いつものことです」
「そうだな、いつものことだ」
レインメーカーが頭を砕いて楽しんでいることも、ミムラがそんなレインメーカーを見ていないことも。
近づきすぎず、遠ざかりすぎない。
薄氷の上を立っているようだ、とミムラはレインメーカーのことを称したが、ミムラも十分そうだ。
ミムラがレインメーカーのつくる惨劇をその目に見たら、優しいミムラは壊れるだろう。
「なんで、お前はそこにいる?」
独り言のように呟く。
その言葉は、ミムラの耳にも届いたが、独り言だと分かったので黙っていた。
「レインメーカー。そろそろ、三時です。帰りますよ?」
「分かった」
レインメーカーはそういうと、刀を鞘にしまう。
頭のミンチにさっきまで熱中していたのに、急に興味が失せたかのような態度。
「今日の朝飯はなんだ?」
レインメーカーが訊ねる。
返り血まみれの服を隠すようなロングコートを羽織っているが、鼻につく血の臭い。帰ったら、すぐに風呂に入れて、朝飯喰わして早く家に帰そう。と、ミムラは思う。
「おい、朝飯を教えろ」
別のことを考えているのを見取ったレインメーカーは、ミムラに
「ケチャップたっぷりの料理にでもしましょうか?」
「いい案だ」
まるっこい土塊のこと
「この世界には、『地球』を翻訳することは出来ないんだよ」
「アース、とか、ガイアとか?」
「それは、我々の立っているこの大地のことだ。この、真っ平らでどこまでも続いていて、どこかで途切れてしまう。そう信じていた古代人の大地だよ。この、球体の土塊を示す、『地球』以外にこれを表す言葉なんてないんだよ」
続きを読む..
「アース、とか、ガイアとか?」
「それは、我々の立っているこの大地のことだ。この、真っ平らでどこまでも続いていて、どこかで途切れてしまう。そう信じていた古代人の大地だよ。この、球体の土塊を示す、『地球』以外にこれを表す言葉なんてないんだよ」
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アメフラシ(2)
ミムラの自宅の近くの駅から数えると、その駅は十二個目に当たる。
「雨のやつ……」
過ぎていく景色を見ながら、座れなかったミムラはガラスに自身の恨み顔を写していた。
駅前には既に、雨――レインメーカーがいた。
赤いダッフルコートから、白い素足がでている。
「また、難儀な格好で」
「デートなんじゃないのか?」
レインメーカーは不満げにミムラに言う。
「言葉の彩ですよ?」
「知ってる」
雨はそう言うと、歩き始める。
「どこ行くんだ?」
「映画でも見に行くか」
雨はそう言うと、自分のケータイを出す。
「今から、何をやってるか確認ですか」
「孔子は否定したが、私はこれで良いと思ってる」
仔牛って誰?
「しかし、普通のデートみたいなことするんですね」
「そうだな。ミムラは、恋愛モノと怪獣モノはどっちがいい?」
「選択肢、微妙すぎます」
「何を言う。私は十一歳の幼女だぞ。これ以外にない選択肢じゃないか」
確かに……。
「他は何やってるんですか?」
ミムラはそういって、雨のケータイを取り上げる。
「ロクなのやってないな……。あっ、これはどうです。中国の剣劇モノ」
ミムラがそう言うと、雨は全然違う方向を向いている。
何を見てるのかと、視線の先を追うと、白いコートを着た美人の女性が一人。
(目移り? いや、男じゃあるまいし。そうすると、あんな大人になりたいとか?)
ミムラが考えていると、雨がこちらを向く。
「目移りしてるのか?」
「いや、あなたがでしょう」
ミムラに指摘され、雨は少し考え込むように左上を見る。
「そうじゃない」
雨がいう。
「白いコートを見ると、なんか殺したくなるんだよ」
「はあ?」
それはいつものことじゃないか、とミムラは思う。
「ほら、白いコートって、殺した時に血に染まって綺麗だったりしなかったり。良くない?」
「いや、そんな必死に弁明しなくても。ていうか、弁明出来てませんよ」
続きを読む..
「雨のやつ……」
過ぎていく景色を見ながら、座れなかったミムラはガラスに自身の恨み顔を写していた。
駅前には既に、雨――レインメーカーがいた。
赤いダッフルコートから、白い素足がでている。
「また、難儀な格好で」
「デートなんじゃないのか?」
レインメーカーは不満げにミムラに言う。
「言葉の彩ですよ?」
「知ってる」
雨はそう言うと、歩き始める。
「どこ行くんだ?」
「映画でも見に行くか」
雨はそう言うと、自分のケータイを出す。
「今から、何をやってるか確認ですか」
「孔子は否定したが、私はこれで良いと思ってる」
仔牛って誰?
「しかし、普通のデートみたいなことするんですね」
「そうだな。ミムラは、恋愛モノと怪獣モノはどっちがいい?」
「選択肢、微妙すぎます」
「何を言う。私は十一歳の幼女だぞ。これ以外にない選択肢じゃないか」
確かに……。
「他は何やってるんですか?」
ミムラはそういって、雨のケータイを取り上げる。
「ロクなのやってないな……。あっ、これはどうです。中国の剣劇モノ」
ミムラがそう言うと、雨は全然違う方向を向いている。
何を見てるのかと、視線の先を追うと、白いコートを着た美人の女性が一人。
(目移り? いや、男じゃあるまいし。そうすると、あんな大人になりたいとか?)
ミムラが考えていると、雨がこちらを向く。
「目移りしてるのか?」
「いや、あなたがでしょう」
ミムラに指摘され、雨は少し考え込むように左上を見る。
「そうじゃない」
雨がいう。
「白いコートを見ると、なんか殺したくなるんだよ」
「はあ?」
それはいつものことじゃないか、とミムラは思う。
「ほら、白いコートって、殺した時に血に染まって綺麗だったりしなかったり。良くない?」
「いや、そんな必死に弁明しなくても。ていうか、弁明出来てませんよ」
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用語
◆A-Z
2LD(ツー・エル・ディー)
・二脚駆動(Tow Leg Drive)戦車のこと。
・軍事ロボット
◆あ
インタリオリング(印璽指環)
・ハミングに与えられ、ハミングだと証明する指環。
・それぞれ、特有の紋様が彫られている。
◆か
◆さ
◆た
◆な
◆は
ハミング(未詩謳曲)
・未だ詩なき、旋律を謳う者
・世界の秘密を知った者に与えられ、世界を動かす力を押しつけられる。
◆ま
魔法使い
・心の深いところに作用させ、気休めでその気にさせる人。
・いい魔法使いは『カウンセラー』と呼ばれ、悪い魔法使いは『詐欺師』と呼ばれる傾向。
◆や
◆ら
◆わ
2LD(ツー・エル・ディー)
・二脚駆動(Tow Leg Drive)戦車のこと。
・軍事ロボット
◆あ
インタリオリング(印璽指環)
・ハミングに与えられ、ハミングだと証明する指環。
・それぞれ、特有の紋様が彫られている。
◆か
◆さ
◆た
◆な
◆は
ハミング(未詩謳曲)
・未だ詩なき、旋律を謳う者
・世界の秘密を知った者に与えられ、世界を動かす力を押しつけられる。
◆ま
魔法使い
・心の深いところに作用させ、気休めでその気にさせる人。
・いい魔法使いは『カウンセラー』と呼ばれ、悪い魔法使いは『詐欺師』と呼ばれる傾向。
◆や
◆ら
◆わ
精霊王国奇譚
魔術師編
・フェイ=ルーン=オークランド
第23代宮廷魔術師長《ルーン》にして、初の女性ルーン。
・アーサー=オリーブガーデン
騎士
・ヴァン=エイブラハム
協会の錬金術師。
武闘派。
・J
教会の十騎士の一人。
・K
教会の十騎士の一人。女?
傀儡編
・アルバート
『蛇の杖』の錬金術師
・水晶の騎士
旧『国立工房』製作のゴーレム。
・ビオラ
謎のゴーレム技師が製作した『花の妖精』シリーズの一体。
・フェイ=ルーン=オークランド
第23代宮廷魔術師長《ルーン》にして、初の女性ルーン。
・アーサー=オリーブガーデン
騎士
・ヴァン=エイブラハム
協会の錬金術師。
武闘派。
・J
教会の十騎士の一人。
・K
教会の十騎士の一人。女?
傀儡編
・アルバート
『蛇の杖』の錬金術師
・水晶の騎士
旧『国立工房』製作のゴーレム。
・ビオラ
謎のゴーレム技師が製作した『花の妖精』シリーズの一体。
設定
・論社
集団的言論活動のため、資金調達目的に設立された営利企業。
数種の制約を受けるが、数々の特権を与えられる。
(論)と略される。
例)自由解放論社
・百民主義
瓦解した、アメリカの民主主義に替わる超・民主主義。
数人の国家元首による合議制や、一般民衆による議会の設立などを提唱する。
ソニアなどが支持。
集団的言論活動のため、資金調達目的に設立された営利企業。
数種の制約を受けるが、数々の特権を与えられる。
(論)と略される。
例)自由解放論社
・百民主義
瓦解した、アメリカの民主主義に替わる超・民主主義。
数人の国家元首による合議制や、一般民衆による議会の設立などを提唱する。
ソニアなどが支持。
また榊原くじらがここに破壊した(BlogPet)
房之介が存在した。
だが榊原くじらで、事情に補給するつもりだった?
また榊原くじらがここに破壊した。
またここに榊原くじらは原因っぽい変化するはずだったの。
また榊原くじらが準備♪
*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「房之介」が書きました。
だが榊原くじらで、事情に補給するつもりだった?
また榊原くじらがここに破壊した。
またここに榊原くじらは原因っぽい変化するはずだったの。
また榊原くじらが準備♪
*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「房之介」が書きました。
悪魔設定
◆吸血鬼
・真租
オリジナルとも。
生物学的な『吸血鬼』であり、血が無くても生きていけ、日光やニンニク、杭、十字架を脅威としない。(キリスト教信者もいる)
不死ではないが不老。
ブルーブラッド家が本家であり、その他分家が5つほど存在する。
・血族
セカンドとも
真租に血を吸われ、“吸血鬼と同様”の力を得た物。
不死であり、肉体は血を吸われた時から変化しない。だが、日光に弱く、ニンニク、杭、十字架を弱点とする。また、人間として死んでいる――いわば、存在しない存在であるため、鏡に映らない。血を定期的の補給しなくてはいけないが、特に人間である必要は全くない。(人間を襲うのは、好みの問題だったり、背徳心からの興奮など色々と原因はあるが、大抵は個人的な事情)
一般的に吸血鬼と呼ばれているのは、こちらに該当する。
・雑魚
サード
血族に血を吸われた、不完全な吸血鬼。
知性がほぼ無く、人間でも吸血鬼でもない状態。
人の形でなくなっている場合も多いが、人と同様の方法で殺傷できる。
◆人狼
・準備中\
・■■■■>どちらか
・考え中/
◆悪魔
ベルゼブブ
・キリストが奇跡を起こすために契約した悪魔、だと言われる。
・ベルゼブブ自身、それを臭わす発言もしているが真相は不明。
ジャバウォック
・斯波の言葉を借りるなら、『末法の世に現われ、偽りの審判のラッパを鳴らす者』
・万国博覧会に現われ水晶宮を破壊する。
・真租
オリジナルとも。
生物学的な『吸血鬼』であり、血が無くても生きていけ、日光やニンニク、杭、十字架を脅威としない。(キリスト教信者もいる)
不死ではないが不老。
ブルーブラッド家が本家であり、その他分家が5つほど存在する。
・血族
セカンドとも
真租に血を吸われ、“吸血鬼と同様”の力を得た物。
不死であり、肉体は血を吸われた時から変化しない。だが、日光に弱く、ニンニク、杭、十字架を弱点とする。また、人間として死んでいる――いわば、存在しない存在であるため、鏡に映らない。血を定期的の補給しなくてはいけないが、特に人間である必要は全くない。(人間を襲うのは、好みの問題だったり、背徳心からの興奮など色々と原因はあるが、大抵は個人的な事情)
一般的に吸血鬼と呼ばれているのは、こちらに該当する。
・雑魚
サード
血族に血を吸われた、不完全な吸血鬼。
知性がほぼ無く、人間でも吸血鬼でもない状態。
人の形でなくなっている場合も多いが、人と同様の方法で殺傷できる。
◆人狼
・準備中\
・■■■■>どちらか
・考え中/
◆悪魔
ベルゼブブ
・キリストが奇跡を起こすために契約した悪魔、だと言われる。
・ベルゼブブ自身、それを臭わす発言もしているが真相は不明。
ジャバウォック
・斯波の言葉を借りるなら、『末法の世に現われ、偽りの審判のラッパを鳴らす者』
・万国博覧会に現われ水晶宮を破壊する。
妹小(サンタクロース)
「偽善ね」
「そうでもないさ」
珠羽は笑む。
「私は悪人だ。ベス」
瞬間。
先に動いたのは、ベスでも珠羽でもなくシヴァ。長く伸びた爪が、ベスと珠羽の間に割ってはいるが、珠羽は腰をそのまま、膝だけを折ってそのまま滑るようにシヴァの爪を括るとベスを壁に押しつけ銃口を突きつける。
「珠羽。落ち着け」
シヴァは奥歯を噛む。
「ここで、一足早くそいつを赤装束(サンタクロース)にすることない」
「いいか、ベス。良く聞け。私たちはね、日本の自由だろうが、軍国化だろうが、世界戦争なんか関係ないのよ。ただ、世界が私たちを楽しませてくれるように動くのを、助けるだけ。世界(シナリオ)の終焉(エンディング)を見せて欲しいだけなのよ」
珠羽の指が引き金にかかる。
「もう一度。あなたが、同じ言葉をいった時。この銃は脅しのための道具じゃなくなるわよ」
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「そうでもないさ」
珠羽は笑む。
「私は悪人だ。ベス」
瞬間。
先に動いたのは、ベスでも珠羽でもなくシヴァ。長く伸びた爪が、ベスと珠羽の間に割ってはいるが、珠羽は腰をそのまま、膝だけを折ってそのまま滑るようにシヴァの爪を括るとベスを壁に押しつけ銃口を突きつける。
「珠羽。落ち着け」
シヴァは奥歯を噛む。
「ここで、一足早くそいつを赤装束(サンタクロース)にすることない」
「いいか、ベス。良く聞け。私たちはね、日本の自由だろうが、軍国化だろうが、世界戦争なんか関係ないのよ。ただ、世界が私たちを楽しませてくれるように動くのを、助けるだけ。世界(シナリオ)の終焉(エンディング)を見せて欲しいだけなのよ」
珠羽の指が引き金にかかる。
「もう一度。あなたが、同じ言葉をいった時。この銃は脅しのための道具じゃなくなるわよ」
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青い血
ブルーブラッド。
青い血というのは、今では貴族の高貴な血統を表す。
しかし、元々はこの一対を支配していた、吸血鬼の一族『ブルーブラッド家』に由来する。
それが、いつしか貴族の人民の血税を吸い取る行為から、揶揄された皮肉なギャグだ。
「私が、ブルーブラッド家。二十五代頭首、テレサです」
そう言った女は、挑発的な笑みを浮かべ、二人を見据えた。
懐古的な絹のドレス。後ろに控えた、寡黙な執事。
「吸血鬼の令嬢が、我々ハンターに依頼して来るというのは、なかなか面白いギャグですね」
エリザベスは不機嫌そうにそう言う。
「すいません」
マイケルは頭を下げる。
「礼儀を知らない奴じゃないんですが……」
「いえ、私としても、バチカンにギャグだと思われたらどうしようかと、心配していたことです」
「それで依頼は、書面の通りでよろしいでしょうか?」
マイケルはそう言って、机に広げられた書面の一枚をテレサの方へと押し出した。
*「616妖霊奇譚」はフィクションです。実在する団体、個人とは全く関係ありません。(ぶっちゃけ、ディグレもモンスターハンターも関係ないです。)
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青い血というのは、今では貴族の高貴な血統を表す。
しかし、元々はこの一対を支配していた、吸血鬼の一族『ブルーブラッド家』に由来する。
それが、いつしか貴族の人民の血税を吸い取る行為から、揶揄された皮肉なギャグだ。
「私が、ブルーブラッド家。二十五代頭首、テレサです」
そう言った女は、挑発的な笑みを浮かべ、二人を見据えた。
懐古的な絹のドレス。後ろに控えた、寡黙な執事。
「吸血鬼の令嬢が、我々ハンターに依頼して来るというのは、なかなか面白いギャグですね」
エリザベスは不機嫌そうにそう言う。
「すいません」
マイケルは頭を下げる。
「礼儀を知らない奴じゃないんですが……」
「いえ、私としても、バチカンにギャグだと思われたらどうしようかと、心配していたことです」
「それで依頼は、書面の通りでよろしいでしょうか?」
マイケルはそう言って、机に広げられた書面の一枚をテレサの方へと押し出した。
*「616妖霊奇譚」はフィクションです。実在する団体、個人とは全く関係ありません。(ぶっちゃけ、ディグレもモンスターハンターも関係ないです。)
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房之介はここまで榊原くじらは手書きされた(BlogPet)
ロマンチック
地球は一つになった。
瓦礫の山と腐りかけた有機物に支配された、史上初めての地球統一国家。元首も国民も何もいない、全てが平等で貧富も飢えも何もない世界。
その世界の中心。
赤く輝く地球のへその中央で、彼はパイプ椅子に座っていた。最後のタバコに火を付けようと、ポケットから箱を出すがライターの燃料がないことに気付く。
しばらく、シガレットを見つめた後それを捨てた。
彼には名前がなかった。
昔はあった。だが今はない。だれも、その名を呼ばないから忘れてしまった。
もっとも、名前とは自己が、無数の他者を識別するためのコードに過ぎないのだから、たった一人の世界で必要はない。自分という言葉でさえ不要だ。
「白蓮」
その声に、彼は振り返った。
「唯……」
振り返った先にいたのは、一人の少女だった。
長い絹のように輝く黒髪をもつ、どこか憂いを秘めた表情の女。
「久し振り?」
白蓮は訊ねた。
「そうだね。四日会わなかったから」
「四日、それしか経ってないのか。四百年ぐらい経った気がしたが」
「私も」
唯はそう言うと、白蓮の横に立つ。
「結局。お前は何がしたかった?」
白蓮が訊ねる。
叱責するようでもない、抑揚のない平坦な声
「分からないわ。ただ、暗闇の中で何かをつかんだから、それを使ってみただけ。それが何なのかも分かってないし、それでどうなったのかも分からない。だって、まだ闇の中にいるから」
「闇……か」
「ねえ、知ってる?」
唯が言った。
「この世界に生きてるのは、私と白蓮だけなんだ。とってもロマンチックよね」
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瓦礫の山と腐りかけた有機物に支配された、史上初めての地球統一国家。元首も国民も何もいない、全てが平等で貧富も飢えも何もない世界。
その世界の中心。
赤く輝く地球のへその中央で、彼はパイプ椅子に座っていた。最後のタバコに火を付けようと、ポケットから箱を出すがライターの燃料がないことに気付く。
しばらく、シガレットを見つめた後それを捨てた。
彼には名前がなかった。
昔はあった。だが今はない。だれも、その名を呼ばないから忘れてしまった。
もっとも、名前とは自己が、無数の他者を識別するためのコードに過ぎないのだから、たった一人の世界で必要はない。自分という言葉でさえ不要だ。
「白蓮」
その声に、彼は振り返った。
「唯……」
振り返った先にいたのは、一人の少女だった。
長い絹のように輝く黒髪をもつ、どこか憂いを秘めた表情の女。
「久し振り?」
白蓮は訊ねた。
「そうだね。四日会わなかったから」
「四日、それしか経ってないのか。四百年ぐらい経った気がしたが」
「私も」
唯はそう言うと、白蓮の横に立つ。
「結局。お前は何がしたかった?」
白蓮が訊ねる。
叱責するようでもない、抑揚のない平坦な声
「分からないわ。ただ、暗闇の中で何かをつかんだから、それを使ってみただけ。それが何なのかも分かってないし、それでどうなったのかも分からない。だって、まだ闇の中にいるから」
「闇……か」
「ねえ、知ってる?」
唯が言った。
「この世界に生きてるのは、私と白蓮だけなんだ。とってもロマンチックよね」
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諦め
「のどかの行動パターンね……」
友紀はもらったメモ用紙を、溜め息混じりに見つめた。
メモには手書きの可愛い丸文字で、のどかの行動パターンや行きそうなところが書かれている。
「これは、静香さんが?」
「いや、これは麻紀江――ヤエが書いた」
「ああ、あの小さい娘ね」
友紀は再度溜め息をつく。海より深く……。
「つうか、友達の家は?」
「いや、どこにも。だから探してる」
「リストの中には、止まれるような所はないか……。そうすると、まずは警察?」
「諦め早すぎます」
友紀はもらったメモ用紙を、溜め息混じりに見つめた。
メモには手書きの可愛い丸文字で、のどかの行動パターンや行きそうなところが書かれている。
「これは、静香さんが?」
「いや、これは麻紀江――ヤエが書いた」
「ああ、あの小さい娘ね」
友紀は再度溜め息をつく。海より深く……。
「つうか、友達の家は?」
「いや、どこにも。だから探してる」
「リストの中には、止まれるような所はないか……。そうすると、まずは警察?」
「諦め早すぎます」
迷える羊
信じられない。
驚愕と苦痛で見開かれた、その目はそう語った。
腹部から飛び出る白刃は己の血液で、赤く化粧をしている。
「火車……」
ハンザキは、掠れる声で、その言葉を紡いだ。
「何で」
「ハンザキ。お前は、俺を迷える子羊だといったな。残念だが、俺もそう思う。だがな、迷える子羊は、迷っているから神の標した道を進むしかないんだよ」
続きを読む..
驚愕と苦痛で見開かれた、その目はそう語った。
腹部から飛び出る白刃は己の血液で、赤く化粧をしている。
「火車……」
ハンザキは、掠れる声で、その言葉を紡いだ。
「何で」
「ハンザキ。お前は、俺を迷える子羊だといったな。残念だが、俺もそう思う。だがな、迷える子羊は、迷っているから神の標した道を進むしかないんだよ」
続きを読む..
クリスマス原案
クリスマスイブの夜。
サンタクロースは、世界中の子供達にプレゼントを配ります。
だけど、世界の子供はたくさんいるのに、サンタクロースは一人しかいません。
その年、サンタクロースはプレゼントを一つ、女の子に届ける前に朝になってしまいました……
続きを読む..
サンタクロースは、世界中の子供達にプレゼントを配ります。
だけど、世界の子供はたくさんいるのに、サンタクロースは一人しかいません。
その年、サンタクロースはプレゼントを一つ、女の子に届ける前に朝になってしまいました……
続きを読む..

