変成装備
銃装備
■変成
基本装備
・拳銃:SIG SAUER P226
・短機:H&K MP5
・突撃:H&K G36、89式5.56mm小銃
・狙撃:レミントン M700、H&K PSG-1→H&K MSG90
個人装備
都川一乍
・拳銃:S&W M500 10.5in Hunter
元木呉羽
・拳銃:SIG SAUER P230
・散弾:M1897→モスバーグM590
・短機:FN P90
・狙撃:ドラグノフ狙撃銃
宮坂洋右
・拳銃:トカレフ
岡部弘一
・拳銃:ファイアマウス
立花君彦
・拳銃:ベレッタM950 (ジェットファイア)
狙撃班隊長
・狙撃:ステアーAUG A3 (二脚、ロングバレル、スコープ)
■変成
基本装備
・拳銃:SIG SAUER P226
・短機:H&K MP5
・突撃:H&K G36、89式5.56mm小銃
・狙撃:レミントン M700、H&K PSG-1→H&K MSG90
個人装備
都川一乍
・拳銃:S&W M500 10.5in Hunter
元木呉羽
・拳銃:SIG SAUER P230
・散弾:M1897→モスバーグM590
・短機:FN P90
・狙撃:ドラグノフ狙撃銃
宮坂洋右
・拳銃:トカレフ
岡部弘一
・拳銃:ファイアマウス
立花君彦
・拳銃:ベレッタM950 (ジェットファイア)
狙撃班隊長
・狙撃:ステアーAUG A3 (二脚、ロングバレル、スコープ)
帝都抗争
武内真子 (タケウチ・マコ)
・論社の東京支社の支社長。
・13人組の木下榮吉の弟子。大学時代の学生運動で、警察の銃弾によって下半身不随となり車椅子生活となる。
・切れ長の冷めた視線が神秘的な美女。
・年齢は支社長にしては若く、ヒロインとしては終わっている30才の1980年生まれ。
・使用銃はCz75Bかデザートイーグル(考え中)
中道清隆 (ナカミチ・キヨタカ)
・真子の秘書、兼ボディガード。(+恋人?)
・よく、真子の車椅子を押していたり、お姫様だっこをしている。
・真子の十二才年上。
・真面目で実直。だが、必要に置いて冷静な計算で事を対処しようともする辣腕家。
・使用銃はM649(M49のステンレスモデル)
・論社の東京支社の支社長。
・13人組の木下榮吉の弟子。大学時代の学生運動で、警察の銃弾によって下半身不随となり車椅子生活となる。
・切れ長の冷めた視線が神秘的な美女。
・年齢は支社長にしては若く、ヒロインとしては終わっている30才の1980年生まれ。
・使用銃はCz75Bかデザートイーグル(考え中)
中道清隆 (ナカミチ・キヨタカ)
・真子の秘書、兼ボディガード。(+恋人?)
・よく、真子の車椅子を押していたり、お姫様だっこをしている。
・真子の十二才年上。
・真面目で実直。だが、必要に置いて冷静な計算で事を対処しようともする辣腕家。
・使用銃はM649(M49のステンレスモデル)
志村さん
「武嶋は現状に不満があったようです。階級は上がっても、結果的に小会議所からは追い出された形になってしまいましたから。用は逆恨みです」
「なるほどな」
白沢は頷く。
所詮その程度の男だった、と言うわけだ。
「まあ、これで数馬君も事務の方に戻れる。万事OKだね」
「ええ」
数馬は頷く。
白沢は、じゃあ、といって途中で別れると、数馬は一人ロビーに向かう。
ロビーにさしかかると、頭上の方から
「数馬君」
と言う声。
その声は天使からの啓示にも聞こえるが、同時にそれがちょっと良くないことであることは数馬は経験で知っている。
「志村さん」
彼は声のした方を向く。
ロビーの吹き抜けで、二階の手すりから身を乗り出す志村を見つける。
「受け止めて」
そういうが速いか、志村は手すりをよじ登り飛び降りる。
さながら投身自殺だが、数馬は持っていた書類をすべて投げ捨て落下する志村を受け止める。
「危ないですから」
息を切らせ、心拍数が急上昇中の数馬に対し、志村は大丈夫を笑顔で連呼する。
「で、何のようです」
「用?」
志村は小首をかしげる。
「まさか、用もなしに二階から飛び降りたんですか?」
「普通は用もなく、二階から飛び降りる物だと思うけど、今日は用がある」
「……で、なんですか?」
「武嶋の件」
「ああ」
数馬は身なりを整えると、足下に散乱する書類をかき集める。志村も彼の前にしゃがみ、喋りながら手伝う。
「武嶋君、数馬君の下だったでしょう?」
「ええ、まあそうでしたけど、一応――ですよ§5の下位組織で連絡を受け持つだけだから――って、志村さんも言ったじゃないですか」
「そう、私も言った。だけど、ダメだったの」
「ダメ?」
「監督不行届。今後、こういう事がないように責任の所在をはっきり指せなきゃいけないのよ。私も、そうは思わないけど……ね」
志村は上目遣いに数馬を見つめる。
つまり、そういうことなのだろう。
「で、処分は?」
「半年間の地方送り。律令風に言えば流罪、江戸時代風に言えば島流し。信州と甲州、はどっちがいいの?」
「信州がいいですね……一応」
「じゃあ、そういってくるね」
志村はまとめた紙をを数馬に渡し立ち上がる。
「私がいなくても、寂しくて死んだりしちゃいけないよ」
「ウサギですか。僕は」
「後任は春菜に任せるから」
「春名さん?」
数馬は気がつく。
春菜――斉藤春菜は§4の主席魔術士。
§1の藤代さんと同期だか、一年後輩だかで、とても気だてのいい老婦人、といった感じの人だ。
「もしかして、処分されたのって志村さん?」
「うん、数馬君は悪くないもん。処分するなら私を――って、言ったら本当にされちゃったんだよ。ひどいと思わない? 口は災いの元ってやつだね」
「なんで……」
「なんでって、数馬は私の可愛い部下だもん」
志村はそういって、破顔一笑。踵を返す。
「待って下さい」
書類を抱えた数馬は、志村の背中に呼びかける。
「ん?」
「僕も行きますよ」
「何しに?」
「二人で責任を取れば、期間も半分にしてくれると思います」
「んー。それって、本末転倒じゃないの? それに、二人もいなくなったら大変じゃないの?」
「春名さんなら大丈夫です」
「そうかな……」
志村は不満そうに言うが、二人は一緒にエレベータに乗る。
続きを読む..
「なるほどな」
白沢は頷く。
所詮その程度の男だった、と言うわけだ。
「まあ、これで数馬君も事務の方に戻れる。万事OKだね」
「ええ」
数馬は頷く。
白沢は、じゃあ、といって途中で別れると、数馬は一人ロビーに向かう。
ロビーにさしかかると、頭上の方から
「数馬君」
と言う声。
その声は天使からの啓示にも聞こえるが、同時にそれがちょっと良くないことであることは数馬は経験で知っている。
「志村さん」
彼は声のした方を向く。
ロビーの吹き抜けで、二階の手すりから身を乗り出す志村を見つける。
「受け止めて」
そういうが速いか、志村は手すりをよじ登り飛び降りる。
さながら投身自殺だが、数馬は持っていた書類をすべて投げ捨て落下する志村を受け止める。
「危ないですから」
息を切らせ、心拍数が急上昇中の数馬に対し、志村は大丈夫を笑顔で連呼する。
「で、何のようです」
「用?」
志村は小首をかしげる。
「まさか、用もなしに二階から飛び降りたんですか?」
「普通は用もなく、二階から飛び降りる物だと思うけど、今日は用がある」
「……で、なんですか?」
「武嶋の件」
「ああ」
数馬は身なりを整えると、足下に散乱する書類をかき集める。志村も彼の前にしゃがみ、喋りながら手伝う。
「武嶋君、数馬君の下だったでしょう?」
「ええ、まあそうでしたけど、一応――ですよ§5の下位組織で連絡を受け持つだけだから――って、志村さんも言ったじゃないですか」
「そう、私も言った。だけど、ダメだったの」
「ダメ?」
「監督不行届。今後、こういう事がないように責任の所在をはっきり指せなきゃいけないのよ。私も、そうは思わないけど……ね」
志村は上目遣いに数馬を見つめる。
つまり、そういうことなのだろう。
「で、処分は?」
「半年間の地方送り。律令風に言えば流罪、江戸時代風に言えば島流し。信州と甲州、はどっちがいいの?」
「信州がいいですね……一応」
「じゃあ、そういってくるね」
志村はまとめた紙をを数馬に渡し立ち上がる。
「私がいなくても、寂しくて死んだりしちゃいけないよ」
「ウサギですか。僕は」
「後任は春菜に任せるから」
「春名さん?」
数馬は気がつく。
春菜――斉藤春菜は§4の主席魔術士。
§1の藤代さんと同期だか、一年後輩だかで、とても気だてのいい老婦人、といった感じの人だ。
「もしかして、処分されたのって志村さん?」
「うん、数馬君は悪くないもん。処分するなら私を――って、言ったら本当にされちゃったんだよ。ひどいと思わない? 口は災いの元ってやつだね」
「なんで……」
「なんでって、数馬は私の可愛い部下だもん」
志村はそういって、破顔一笑。踵を返す。
「待って下さい」
書類を抱えた数馬は、志村の背中に呼びかける。
「ん?」
「僕も行きますよ」
「何しに?」
「二人で責任を取れば、期間も半分にしてくれると思います」
「んー。それって、本末転倒じゃないの? それに、二人もいなくなったら大変じゃないの?」
「春名さんなら大丈夫です」
「そうかな……」
志村は不満そうに言うが、二人は一緒にエレベータに乗る。
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?
・広域散在意識集合体
インターネットのような意識構造を持つ、複数にして単体の生命。
すべての個体は、すべての個体とつながっているため、個性化が起こらない。
インターネットのような意識構造を持つ、複数にして単体の生命。
すべての個体は、すべての個体とつながっているため、個性化が起こらない。
春町芳香
春町芳香(ハルマチ・ヨシカ)
・珠羽の口にする「天使」。おそらく女性。
・その存在を目視したことがあるのは、珠羽だけであるが実はある人と同一人物。
・春町というのは「春待ち」の意で、冬の長い時期である。その時期の芳香(ホウコウ)なのだからおそらくは『冬眠期の甘い夢』程度の意味だろう。
・五姫の一人。
・春町芳香は生来の名前ではない。普段は本名の名前だけで名乗っている。
・珠羽の口にする「天使」。おそらく女性。
・その存在を目視したことがあるのは、珠羽だけであるが実はある人と同一人物。
・春町というのは「春待ち」の意で、冬の長い時期である。その時期の芳香(ホウコウ)なのだからおそらくは『冬眠期の甘い夢』程度の意味だろう。
・五姫の一人。
・春町芳香は生来の名前ではない。普段は本名の名前だけで名乗っている。
姫
姫(仮名)
・最強と対となる、真なる女に送られる称号であり、その名であり、存在そのもの。
・最強と違いただ強いだけではいけない。だから何が必要なのかは不明。榊原自身が男なので、一体何が本当の女らしさなのかマジわからない。
・ただ単に可愛いとか、美人とかじゃないし、内面的な美しさだけでもいけない。存外、そのすべてを貪欲に望む向上心の固まりが、女らしさのだろうか?
春町 芳佳
刹那
長野 真理子
田原 可南子
山川 夜
以上五名。十人もいない。
・最強と対となる、真なる女に送られる称号であり、その名であり、存在そのもの。
・最強と違いただ強いだけではいけない。だから何が必要なのかは不明。榊原自身が男なので、一体何が本当の女らしさなのかマジわからない。
・ただ単に可愛いとか、美人とかじゃないし、内面的な美しさだけでもいけない。存外、そのすべてを貪欲に望む向上心の固まりが、女らしさのだろうか?
春町 芳佳
刹那
長野 真理子
田原 可南子
山川 夜
以上五名。十人もいない。
魔法設定
魔術を操るのに、所謂魔力は必要ない。
それは魔術が、奇跡の力であるから。例えば奇術で何もないところから、者を取り出したりすると「魔法みたい」と比喩的に使うように、魔法は本当に何もないところからあらゆる事象を起こす。
もっとも、この世界には質量保存もエントロピーも存在するから、その分のツケは誰かが払っている。
それが所謂、神様。
だから、魔法は神様が見せている奇跡。
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それは魔術が、奇跡の力であるから。例えば奇術で何もないところから、者を取り出したりすると「魔法みたい」と比喩的に使うように、魔法は本当に何もないところからあらゆる事象を起こす。
もっとも、この世界には質量保存もエントロピーも存在するから、その分のツケは誰かが払っている。
それが所謂、神様。
だから、魔法は神様が見せている奇跡。
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きれいな童話(仮)
■ストーリー
非公式組織、日本文化研究所は文化庁管轄のシンクタンクである。
職員は総じて、魔術社会に籍を置く人物。彼らの研究所での仕事は、そういった魔法社会でのいざこざを、国に命じられ、国民に隠れて解決することである。
■登場人物
白沢夏一(シラサワ・カイチ)
・§1の次席補佐官。
・次席が構えるタイプなので、必然的に表に出る形になる。
・一級魔術士
・(白沢は白澤、夏一は解豸を意味する。前者は全知、後者は善悪を知る伝説の獣)
藤代六月(フジシロ・ムツキ)
【年齢:男|性別:50代|追補:魔術士】
・§1の古株だが一介の係官。だが、頼りにされる。
・アルカイック・ガンダルヴァ
・二級魔術士
・六月と書いて一月と読む。
安恵(ヤス・メグミ)
【年齢:10代〜20代|性別:女|追補:安の一族】
・§1の係官
・安の一族と呼ばれる、妖術師の一族の出身。
・5級魔術士試験 対策講座受講生
後藤九日
【年齢:ハイティーン|性別:男|追補:[情報規制]】
・[情報規制]
・後藤は藤代に連なるの意、九日はかつて太陽が10あり、毎日それぞれが順番に昇っていた、それを一旬、といい、そのため一ヶ月で上旬、中旬、下旬という。しかし、ある時から十の太陽が同時に昇るようになり、とても暑くなった。そこで、ある男が弓をつがえ九つの太陽を射ると九羽の鴉が落ちてきたという伝説から。
志村恋(シムラ・レン)
【年齢:11才+α|性別:女|追補:魔術師】
・§5の主席。
・目の大きい少女
・アルカイック・ガンダルヴァ
・幕末のとある藩の姫。誕生の祝いの席で、12人の妖精を招くが、招かれなかった13人目の妖精に呪いをかけられ12才になると死んでしまう。そのため、妖精によって12才の誕生日になると、生まれた年が一年後にずれる魔法をかけられ11才から歳を取らなくなる。
数馬(カズマ)
【年齢:17|性別:男|追補:龍の一族・魔術師】
・§5主席補佐官
・現役高校生
・龍の一族の出身者だが、そのため生まれが割れるのが嫌なので名字を名乗らない。だが、関東出身者な事が名前からだだ漏れ。何故かは自分で考えて。
・志村にかかった呪いを何時かといてやりたいと思う忠義者
非公式組織、日本文化研究所は文化庁管轄のシンクタンクである。
職員は総じて、魔術社会に籍を置く人物。彼らの研究所での仕事は、そういった魔法社会でのいざこざを、国に命じられ、国民に隠れて解決することである。
■登場人物
白沢夏一(シラサワ・カイチ)
・§1の次席補佐官。
・次席が構えるタイプなので、必然的に表に出る形になる。
・一級魔術士
・(白沢は白澤、夏一は解豸を意味する。前者は全知、後者は善悪を知る伝説の獣)
藤代六月(フジシロ・ムツキ)
【年齢:男|性別:50代|追補:魔術士】
・§1の古株だが一介の係官。だが、頼りにされる。
・アルカイック・ガンダルヴァ
・二級魔術士
・六月と書いて一月と読む。
安恵(ヤス・メグミ)
【年齢:10代〜20代|性別:女|追補:安の一族】
・§1の係官
・安の一族と呼ばれる、妖術師の一族の出身。
・5級魔術士試験 対策講座受講生
後藤九日
【年齢:ハイティーン|性別:男|追補:[情報規制]】
・[情報規制]
・後藤は藤代に連なるの意、九日はかつて太陽が10あり、毎日それぞれが順番に昇っていた、それを一旬、といい、そのため一ヶ月で上旬、中旬、下旬という。しかし、ある時から十の太陽が同時に昇るようになり、とても暑くなった。そこで、ある男が弓をつがえ九つの太陽を射ると九羽の鴉が落ちてきたという伝説から。
志村恋(シムラ・レン)
【年齢:11才+α|性別:女|追補:魔術師】
・§5の主席。
・目の大きい少女
・アルカイック・ガンダルヴァ
・幕末のとある藩の姫。誕生の祝いの席で、12人の妖精を招くが、招かれなかった13人目の妖精に呪いをかけられ12才になると死んでしまう。そのため、妖精によって12才の誕生日になると、生まれた年が一年後にずれる魔法をかけられ11才から歳を取らなくなる。
数馬(カズマ)
【年齢:17|性別:男|追補:龍の一族・魔術師】
・§5主席補佐官
・現役高校生
・龍の一族の出身者だが、そのため生まれが割れるのが嫌なので名字を名乗らない。だが、関東出身者な事が名前からだだ漏れ。何故かは自分で考えて。
・志村にかかった呪いを何時かといてやりたいと思う忠義者
榊原くじらは再生したかも(BlogPet)
占いと魔法
空白
「ウィルドのルーンね」
志村がクスリと笑む。
「僕は空白のフサルク(ブランク・ルーン)って習いましたけど」
「意味は一緒ね。だから、あの子は塔だのハガルだのって名乗っていたのね」
「なるほど」
ウィルドは運命を意味する。
つまり、避けることの出来ない災厄――つまり、運命を意味する同じルーンのハガルやタロットの塔などと同系となる。
志村がクスリと笑む。
「僕は空白のフサルク(ブランク・ルーン)って習いましたけど」
「意味は一緒ね。だから、あの子は塔だのハガルだのって名乗っていたのね」
「なるほど」
ウィルドは運命を意味する。
つまり、避けることの出来ない災厄――つまり、運命を意味する同じルーンのハガルやタロットの塔などと同系となる。
シンデレラ
「そうだな。12時になったらどっちみち魔法が解ける。堂々巡りだな」
「そういえば」
と、安がいう。
「こんなところで言うのも何ですけど、結局どうしてシンデレラのガラスの靴は12時を過ぎても消えなかったんですか?」
「ああ、それは本物だったからだよ」
「本物?」
「そう、アレは魔女からのプレゼント。魔法じゃなく、本物のガラスの靴」
「本物――魔法で作られたまがい物ではなく、本物のガラスの靴。本物なら、12時を過ぎても……。――白沢さん!」
「なに?」
「本物です。本物の魔法」
「本物の、魔法?」
「そうですよ。12時を過ぎても、本物なら解けないんです」
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「そういえば」
と、安がいう。
「こんなところで言うのも何ですけど、結局どうしてシンデレラのガラスの靴は12時を過ぎても消えなかったんですか?」
「ああ、それは本物だったからだよ」
「本物?」
「そう、アレは魔女からのプレゼント。魔法じゃなく、本物のガラスの靴」
「本物――魔法で作られたまがい物ではなく、本物のガラスの靴。本物なら、12時を過ぎても……。――白沢さん!」
「なに?」
「本物です。本物の魔法」
「本物の、魔法?」
「そうですよ。12時を過ぎても、本物なら解けないんです」
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志村さんと僕
志村 恋(12)
日本文化研究所の§5の主任
アルカイック・ガンダルヴァの一人。
高藤藩の藩士の娘だが、悪い妖精に呪いをかけられ12歳の誕生日に死んでしまうため、良い妖精の魔法によって12歳の誕生日になると、生年月日が一年ずれる魔法をかけられ、永遠に11歳から年を取らなくなる。
数馬(17)
日本文化研究所 §5の主任補佐官。
マジック・ヌーヴォーの一人。
現役の高校生。龍の家系のため、名字をあまり名乗らない。志村は知っている。サツキ(殺鬼)と志村には呼ばれている。
日本文化研究所
・文化庁の非公式外局。
・民間信仰および、地方に深く根付く俗信と政府の相互関係の円滑化のため、両者を仲立ちする現代の陰陽寮。
§5(セクション−ファイブ)
・いわゆる事務方。
・§0−17人評定所(セクションゼロ・ジュウシチニンヒョウテイジョ)の直属の部門。
アルカイック・ガンダルヴァ
・通算10年以上勤続する、高位魔術師への名誉称号。
・正式な役職ではなく、一種の尊敬心。
マジック・ヌーヴォー
・新魔法を意味する仏語。
・新任の中で、強い魔法使いに贈られる。以下上同。
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日本文化研究所の§5の主任
アルカイック・ガンダルヴァの一人。
高藤藩の藩士の娘だが、悪い妖精に呪いをかけられ12歳の誕生日に死んでしまうため、良い妖精の魔法によって12歳の誕生日になると、生年月日が一年ずれる魔法をかけられ、永遠に11歳から年を取らなくなる。
数馬(17)
日本文化研究所 §5の主任補佐官。
マジック・ヌーヴォーの一人。
現役の高校生。龍の家系のため、名字をあまり名乗らない。志村は知っている。サツキ(殺鬼)と志村には呼ばれている。
日本文化研究所
・文化庁の非公式外局。
・民間信仰および、地方に深く根付く俗信と政府の相互関係の円滑化のため、両者を仲立ちする現代の陰陽寮。
§5(セクション−ファイブ)
・いわゆる事務方。
・§0−17人評定所(セクションゼロ・ジュウシチニンヒョウテイジョ)の直属の部門。
アルカイック・ガンダルヴァ
・通算10年以上勤続する、高位魔術師への名誉称号。
・正式な役職ではなく、一種の尊敬心。
マジック・ヌーヴォー
・新魔法を意味する仏語。
・新任の中で、強い魔法使いに贈られる。以下上同。
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龍
龍の一族
龍を排する一族。鬼を排する家ほど多くはない。
(龍なのになぜか)鬼眼を持つ。左目にのみ、赤色素が発症し瞳が赤くなる。アルビノとは全く関係がない。
異才は不明。
龍を排する一族。鬼を排する家ほど多くはない。
(龍なのになぜか)鬼眼を持つ。左目にのみ、赤色素が発症し瞳が赤くなる。アルビノとは全く関係がない。
異才は不明。
オンラインゲーム
「これが、宮越紅葉のゴーストです」
クリスタルはそういって、淡く光る球を円卓に置く。
「ゴースト、だと?」
アガレスが怪訝そうに彼女を見る。
「紅葉からはゴーストが抜き去られていた。よもや、その犯人はお主ではあるまい?」
「違いますよ。これは偶然――といっても、捜して見つけたものです」
「どこで!」
焦るような声。
クリスタルは首を右に向け、その主――ベリアルを見る。
「ククルの闇市です。違法改造で作られた市場で、ゴーストを販売している店があってそこで入手したものです」
「ゴーストの密売か」
アガレスは不快そうに言う。
ゴーストは通常、1ユーザーに対し1つしか与えられない。(このばあい、通常、と言うのはこの場にいるような管理員が仕事としてログインする場合と、本当にログインする場合でゴーストを使い分けるとき、例外的に2つ手に入れられる)
しかし、もう一つあれば、複数のキャラクターを作成出来る。
「ゴースト目当てに、殺害を行ったと?」
「いえ、店主はこれは仕入れたと言っていました。怪しげな風体の男から。普通は、ゴーストはゲームをやめる物が譲渡する場合がほとんどですから、信憑性はあります。おそらく、殺害した者が持ち去り、証拠隠滅のために売ったのでしょう」
アガレスは頷く。
使われなくなったゴーストは、センターに返却され処分される。この、僅かなセンターの介入をおそれた下手人は、センターにゴーストが渡らぬよう、新たな持ち主に託送としたのだろう。
だが、それもクリスタルによって失敗したのだが。
「解析は?」
アガレスが訊ねる。
「抜け駆けは、どこかの大馬鹿者のようで良くないと思っていましたのでまだ。できるなら、この場でしたいと」
「うむ」
続きを読む..
クリスタルはそういって、淡く光る球を円卓に置く。
「ゴースト、だと?」
アガレスが怪訝そうに彼女を見る。
「紅葉からはゴーストが抜き去られていた。よもや、その犯人はお主ではあるまい?」
「違いますよ。これは偶然――といっても、捜して見つけたものです」
「どこで!」
焦るような声。
クリスタルは首を右に向け、その主――ベリアルを見る。
「ククルの闇市です。違法改造で作られた市場で、ゴーストを販売している店があってそこで入手したものです」
「ゴーストの密売か」
アガレスは不快そうに言う。
ゴーストは通常、1ユーザーに対し1つしか与えられない。(このばあい、通常、と言うのはこの場にいるような管理員が仕事としてログインする場合と、本当にログインする場合でゴーストを使い分けるとき、例外的に2つ手に入れられる)
しかし、もう一つあれば、複数のキャラクターを作成出来る。
「ゴースト目当てに、殺害を行ったと?」
「いえ、店主はこれは仕入れたと言っていました。怪しげな風体の男から。普通は、ゴーストはゲームをやめる物が譲渡する場合がほとんどですから、信憑性はあります。おそらく、殺害した者が持ち去り、証拠隠滅のために売ったのでしょう」
アガレスは頷く。
使われなくなったゴーストは、センターに返却され処分される。この、僅かなセンターの介入をおそれた下手人は、センターにゴーストが渡らぬよう、新たな持ち主に託送としたのだろう。
だが、それもクリスタルによって失敗したのだが。
「解析は?」
アガレスが訊ねる。
「抜け駆けは、どこかの大馬鹿者のようで良くないと思っていましたのでまだ。できるなら、この場でしたいと」
「うむ」
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青組
「てめえには関係ねえだろ」
榊原そう吐き捨てるなり、玄関にかけられたコートを乱暴に片手で取り、玄関を蹴破るように開けて出て行く。
「何なんですか。あの人」
安が憤慨したように三沢に言う。
「彼も子供だな」
困った子供を冷静に批評するような、三沢の態度。
安は思わず声を荒らげる。
「三沢さんは榊原に甘すぎます」
「甘い、つまりはないんだがな」
三沢は困ったように頭を掻く。
「なんで、三沢さんはあんな人を――」
そういった安の口を、三沢は溜息と共に右手で彼女の口を押さえる。
「彼は竜だったんだよ」
「ん!」
「だから、彼の名前は鯨なんだよ。鯨は伝説ではすべてを飲み込む魔物。鯨飲って言葉があるだろう?」
注:榊原くじらと榊原鯨は全くの別人です
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榊原そう吐き捨てるなり、玄関にかけられたコートを乱暴に片手で取り、玄関を蹴破るように開けて出て行く。
「何なんですか。あの人」
安が憤慨したように三沢に言う。
「彼も子供だな」
困った子供を冷静に批評するような、三沢の態度。
安は思わず声を荒らげる。
「三沢さんは榊原に甘すぎます」
「甘い、つまりはないんだがな」
三沢は困ったように頭を掻く。
「なんで、三沢さんはあんな人を――」
そういった安の口を、三沢は溜息と共に右手で彼女の口を押さえる。
「彼は竜だったんだよ」
「ん!」
「だから、彼の名前は鯨なんだよ。鯨は伝説ではすべてを飲み込む魔物。鯨飲って言葉があるだろう?」
注:榊原くじらと榊原鯨は全くの別人です
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魔法(BlogPet)
ノート端のおとぎ話
「12時までに帰らないと、魔法が解けちゃうからぁ〜」
「満月に成ったら月に帰らなきゃ行けないのぉ〜」
「それでね、気が付いたら千年経ってたの〜」
「靴、入らない〜」
「満月に成ったら月に帰らなきゃ行けないのぉ〜」
「それでね、気が付いたら千年経ってたの〜」
「靴、入らない〜」
焦燥
剣譚
全身に震えが走る。
恐怖ではない。それは、強がりでもなんでもなく、本物の武者震いだった。
「フッ」
唇の僅かな隙間からこぼれるかすかな笑い。
それを皮切りに、堰を切ったような笑いの奔流が口から押し寄せる。笑いが止まらなかった。
すでに、自分の身体はそう作り変わっていたのだ。
自分より強大なそれに歓びを感じる、狂武のそれに。戦うことこそ、唯一の至高。強いことこそ、自身である証明。
恐怖ではない。それは、強がりでもなんでもなく、本物の武者震いだった。
「フッ」
唇の僅かな隙間からこぼれるかすかな笑い。
それを皮切りに、堰を切ったような笑いの奔流が口から押し寄せる。笑いが止まらなかった。
すでに、自分の身体はそう作り変わっていたのだ。
自分より強大なそれに歓びを感じる、狂武のそれに。戦うことこそ、唯一の至高。強いことこそ、自身である証明。
極
対峙する二人のようすはとてもおかしかった。
たとえるなら隠者。それぞれが、それぞれのやり方で、それぞれの極みに達した二人。
自身が不要と捨てた物を彼は持ち、彼が不要と捨てた物を自分が持つ。にもかかわらず、共に『極』と呼ばれるそこに存在する事実。
まるで、自身の間違いを突きつけられているようで非常に落ち着かない。
たとえるなら隠者。それぞれが、それぞれのやり方で、それぞれの極みに達した二人。
自身が不要と捨てた物を彼は持ち、彼が不要と捨てた物を自分が持つ。にもかかわらず、共に『極』と呼ばれるそこに存在する事実。
まるで、自身の間違いを突きつけられているようで非常に落ち着かない。
俐夛&盲霞
「愛鈴は……救われたのだろうか?」
「あなたは、俐夛ですか?」
俐夛はあなたでしょう、と盲霞は思ったが、真剣な話のようなので、
「いいや」
と、首を振る。
「そうです。あなたは盲霞。時に、私が盲霞のことをどれほど好きか分かりますか?」
「え……」
盲霞は言い淀む。
俐夛が一体何を目指しているのかは、全くもって不明だがここは男として何か言わなければいけない空気なのだろうか。
「例え、ば?」
「〜ぐらい好きとか、世界一好きとか、実は好きじゃないとか。ですね」
「世界一、好き?」
「残念ながら外れです。私は盲霞のい――いえ、ここは置いておきましょう。ともかく、我々は、他者の感情を当てずっぽうで考えることは出来ても、真に理解することは出来ません。相手に向かってこうである、と、主張しない限り。愛鈴は、私に何も言わず死にました。だから、私が彼女を理解することは今後、絶対にあり得ません」
続きを読む..
「あなたは、俐夛ですか?」
俐夛はあなたでしょう、と盲霞は思ったが、真剣な話のようなので、
「いいや」
と、首を振る。
「そうです。あなたは盲霞。時に、私が盲霞のことをどれほど好きか分かりますか?」
「え……」
盲霞は言い淀む。
俐夛が一体何を目指しているのかは、全くもって不明だがここは男として何か言わなければいけない空気なのだろうか。
「例え、ば?」
「〜ぐらい好きとか、世界一好きとか、実は好きじゃないとか。ですね」
「世界一、好き?」
「残念ながら外れです。私は盲霞のい――いえ、ここは置いておきましょう。ともかく、我々は、他者の感情を当てずっぽうで考えることは出来ても、真に理解することは出来ません。相手に向かってこうである、と、主張しない限り。愛鈴は、私に何も言わず死にました。だから、私が彼女を理解することは今後、絶対にあり得ません」
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爆発(BlogPet)
浦島太郎
「これは?」
安が小包を開けようとする手を、麒麟は彼女の手を押さえて制する。
「ここでは開けないで」
「どうしてです?」
「お家に帰る前に開けると、煙が出てきてお爺さんになっちゃうから」
安が小包を開けようとする手を、麒麟は彼女の手を押さえて制する。
「ここでは開けないで」
「どうしてです?」
「お家に帰る前に開けると、煙が出てきてお爺さんになっちゃうから」
閉鎖空間
「閉鎖空間というのは、一種の病気持ちだ。すべてを知っているが故に、過去とは違う『知らないもの』に対する恐怖心が解放空間よりも大きく現れる。そこに、人間の理由を求めずにはいられない病と合併症を起こす。それが、過敏な異物の排除――アレルギー症状となって現れる」
「それで、今回は原因を安田に求めたわけか」
肯定であると、三沢は無言で頷く。
「もう少し、僕がうまく立ち回れれば良かったけど。過ぎたことを悔やんでも、だからね。とりあえず、今の状況を良くするしかない」
「お前みたいにたとえるなら、対症療法、ッてことか?」
「ああ。『効くよ』って、言って小麦粉と渡すもよし。今回は、何を小麦粉にするかだが……」
「それで、今回は原因を安田に求めたわけか」
肯定であると、三沢は無言で頷く。
「もう少し、僕がうまく立ち回れれば良かったけど。過ぎたことを悔やんでも、だからね。とりあえず、今の状況を良くするしかない」
「お前みたいにたとえるなら、対症療法、ッてことか?」
「ああ。『効くよ』って、言って小麦粉と渡すもよし。今回は、何を小麦粉にするかだが……」



