ちがやいぬこ
千萱戌子
・戊子の生まれ?(1948か2008)
・女性
・魔術師?
・本名のメンバー?
・細萱戊子郎イメージ? 信州出身?
・妙齢のおばさま?
・イヌコさんであって、イタコさんではない。
・痛子ですらない。
・戊子の生まれ?(1948か2008)
・女性
・魔術師?
・本名のメンバー?
・細萱戊子郎イメージ? 信州出身?
・妙齢のおばさま?
・イヌコさんであって、イタコさんではない。
・痛子ですらない。
気晴らししなかった(BlogPet)
設定するはずだったの(BlogPet)
◆不死躰
所謂、不死者。
異常に高い回復性をもつが、それは逆に人体への強い回帰性とも言い換えることが出来るので、サイボーグ化は出来ない。
そのため強い指向性を必要とするため、世界にも十体以上いない。
所謂、不死者。
異常に高い回復性をもつが、それは逆に人体への強い回帰性とも言い換えることが出来るので、サイボーグ化は出来ない。
そのため強い指向性を必要とするため、世界にも十体以上いない。
後ろから刺す
それは、生えてきたようだった。
みぞおちのあたりから、光る刃が彼女のしなやかな身体を刺し貫く。
「ぐ、っがぁ」
エリカの口がどす黒い静脈血を吐き出す。
「ッだ、誰だ……」
「薬師寺左」
エリカの背後の影――薬師寺左はそれだけ言うと、刀を抜く。その瞬間、彼女の腹と背から同時に鮮血が吹き出す。
「……」
九日の目の前で彼女は力を失い、彼の横に倒れる。
「大丈夫か?」
左はエリカの死体を刀の切っ先で牽制しながら、あいた左手を差し出す。
「ええ、なんとか。エリカさんは?」
「これだけの出血だ。人間なら、死んでなきゃいけない。エリカが異名通りの、ディアブロなら生きてるかも知れない」
その言葉に、九日は思わずエリカから離れた。その様子に、呆れたように左は溜息をつく。
「臆病」
「用心深いんです」
続きを読む..
みぞおちのあたりから、光る刃が彼女のしなやかな身体を刺し貫く。
「ぐ、っがぁ」
エリカの口がどす黒い静脈血を吐き出す。
「ッだ、誰だ……」
「薬師寺左」
エリカの背後の影――薬師寺左はそれだけ言うと、刀を抜く。その瞬間、彼女の腹と背から同時に鮮血が吹き出す。
「……」
九日の目の前で彼女は力を失い、彼の横に倒れる。
「大丈夫か?」
左はエリカの死体を刀の切っ先で牽制しながら、あいた左手を差し出す。
「ええ、なんとか。エリカさんは?」
「これだけの出血だ。人間なら、死んでなきゃいけない。エリカが異名通りの、ディアブロなら生きてるかも知れない」
その言葉に、九日は思わずエリカから離れた。その様子に、呆れたように左は溜息をつく。
「臆病」
「用心深いんです」
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■前回までのあらすじ
ケータイで悪魔を召還するゲームに、まんまとはめられて参加する羽目になった三沢麒麟だったが、組織のメンバーが次々と襲撃される事件に遭遇する。
襲撃を受けたメンバーの錯乱した記憶に因れば、巨大な口と変身型の悪魔らしい。
その一方、駅で迷子になっていた宮部凜子と知り合い、彼女に懐かれていた。
そんなこんなで、数週間。たいした成果も上げられず、襲撃を受けるメンバーも増えていく中、三沢麒麟は誰にも知られずに、犯人に近づいていくのだった。
家の門扉の前に立つ少女の姿に気がつく。
インターホンを見つめたり、門扉の向こうを覗いてみたりと忙しそうな少女は、どう引目に見ても、凜子にしか見えない。
「麒麟さん」
凜はこちらに気がつくと、ぱたぱたと足音を立て三沢に近付いてくる。
「どこ言ってたんです?」
「ちょっとね。凜子は?」
「麒麟さんをお散歩にお誘いに来たんです。海岸まで一緒に行きませんか?」
へぇ、と麒麟は微笑む。
「じゃあ、計画を実行に移すことにしたんだ?」
その瞬間、凜の目が丸く見開かれる。
動揺。それは一瞬で隠れたが、三沢の脳裏に焼き付いた彼女の顔は、ほぼ自白と同義。
「何を言ってるんですか?」
「そうだね。僕の知ってる、宮部凜子という少女は内向的で自発的に何かを使用とするタイプではなかった。誰かを誘うなら、なおさら」
凜子の左足が、僅かに右足より下がる。
「せっかくだから、行こうか。海に。ここで暴れると、僕、帰るところがなくなっちゃうからね」
麒麟はそういうと、凜子の腕を取る。
「あっ」
「凜子ちゃんは、『あっ』とか『えっ』『うっ』、『ウギャ』が多い」
「ウギャは言ってないです」
「まあ、僕も聞いて覚えはないけど」
「ふざけてるんですか?」
思わず、凜子は
「ふざけてるつもりはないよ」
「じゃあ、何でこんなことするんです。敵同士なんですよ」
「そうだね。そっちの方が、リアルだからかな?」
「リアル?」
「そう。少なからず、僕――三沢麒麟という男は、宮部凜子と言う少女に好意を持っている。だから、こうして少しでも時間を長引かせたいし、それにこうもしてないと、海までの道が辛いじゃん」
「じゃあ、ここで決着を付けましょう」
凜子はケータイを取り出す。
「貴方の家が無くなろうと、私には関係ない。誰を巻き込んでも構わない」
「後悔はしない?」
「是」
凜子はそういうと、素早くサモンコードを打ち込む。
「そうか」
三沢は溜息と共にそういうと、自身のケイタイを取りだし11桁の666で始まるコードを打ち込み、通話ボタンを押す。
「ガルーダ。食べていいよ」
ケータイで悪魔を召還するゲームに、まんまとはめられて参加する羽目になった三沢麒麟だったが、組織のメンバーが次々と襲撃される事件に遭遇する。
襲撃を受けたメンバーの錯乱した記憶に因れば、巨大な口と変身型の悪魔らしい。
その一方、駅で迷子になっていた宮部凜子と知り合い、彼女に懐かれていた。
そんなこんなで、数週間。たいした成果も上げられず、襲撃を受けるメンバーも増えていく中、三沢麒麟は誰にも知られずに、犯人に近づいていくのだった。
家の門扉の前に立つ少女の姿に気がつく。
インターホンを見つめたり、門扉の向こうを覗いてみたりと忙しそうな少女は、どう引目に見ても、凜子にしか見えない。
「麒麟さん」
凜はこちらに気がつくと、ぱたぱたと足音を立て三沢に近付いてくる。
「どこ言ってたんです?」
「ちょっとね。凜子は?」
「麒麟さんをお散歩にお誘いに来たんです。海岸まで一緒に行きませんか?」
へぇ、と麒麟は微笑む。
「じゃあ、計画を実行に移すことにしたんだ?」
その瞬間、凜の目が丸く見開かれる。
動揺。それは一瞬で隠れたが、三沢の脳裏に焼き付いた彼女の顔は、ほぼ自白と同義。
「何を言ってるんですか?」
「そうだね。僕の知ってる、宮部凜子という少女は内向的で自発的に何かを使用とするタイプではなかった。誰かを誘うなら、なおさら」
凜子の左足が、僅かに右足より下がる。
「せっかくだから、行こうか。海に。ここで暴れると、僕、帰るところがなくなっちゃうからね」
麒麟はそういうと、凜子の腕を取る。
「あっ」
「凜子ちゃんは、『あっ』とか『えっ』『うっ』、『ウギャ』が多い」
「ウギャは言ってないです」
「まあ、僕も聞いて覚えはないけど」
「ふざけてるんですか?」
思わず、凜子は
「ふざけてるつもりはないよ」
「じゃあ、何でこんなことするんです。敵同士なんですよ」
「そうだね。そっちの方が、リアルだからかな?」
「リアル?」
「そう。少なからず、僕――三沢麒麟という男は、宮部凜子と言う少女に好意を持っている。だから、こうして少しでも時間を長引かせたいし、それにこうもしてないと、海までの道が辛いじゃん」
「じゃあ、ここで決着を付けましょう」
凜子はケータイを取り出す。
「貴方の家が無くなろうと、私には関係ない。誰を巻き込んでも構わない」
「後悔はしない?」
「是」
凜子はそういうと、素早くサモンコードを打ち込む。
「そうか」
三沢は溜息と共にそういうと、自身のケイタイを取りだし11桁の666で始まるコードを打ち込み、通話ボタンを押す。
「ガルーダ。食べていいよ」
人物設定
沙弥房之助:正義
鈴木直隆:慈悲
宮部凜子:信念 *
小野善鬼:博識
深田エリカ:聡明 *
三澤麒麟:寛大
珠羽:自責 *
小柴景一:普通
薬師寺左:悪意
歳法:信頼 *
法安:怠惰
安恵:憧憬 *
犬堂吉量:安定
藤代六月:助言
後藤九日:成長
六波羅二臈:武勇
刹那:表裏 *
阿僧祇:指南
真壁誠一郎:誠実
榊原鯨:傍観
春町芳香:天使 *
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鈴木直隆:慈悲
宮部凜子:信念 *
小野善鬼:博識
深田エリカ:聡明 *
三澤麒麟:寛大
珠羽:自責 *
小柴景一:普通
薬師寺左:悪意
歳法:信頼 *
法安:怠惰
安恵:憧憬 *
犬堂吉量:安定
藤代六月:助言
後藤九日:成長
六波羅二臈:武勇
刹那:表裏 *
阿僧祇:指南
真壁誠一郎:誠実
榊原鯨:傍観
春町芳香:天使 *
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人外魔術師
無惨に転がる無数の屍。
「――屍?」
数馬は思わず疑問に思う。
本当に、これが死体なのか。本当に、人間がただ死ぬだけでここまで凄惨なものに成り代わるのか。
彼の理性は否定する。
人は、死んでもこうは成らない。成ってはいけない。
では、一体これは何なんだ。
「飛び越えちゃったんだよ」
その声に、数馬は身構えて振り返る。
その様子に志村は少し困惑したような表情を浮かべるが、なぜかその直後にうれしそうな笑みに変わる。
「いい顔」
「……飛び越えたってどういう事ですか?」
「魔術師はね、自分より適度に互角以上の高位魔術師と戦う時、実力以上の力が発揮できるの。でも、それは実力を越えた力。普通の人間は、実力以上の力を発揮できるように作られてはいないから、魔術師の身体は魔法で実力以上の力を使える人間ではないものに書き換えられる。それが、飛び越える」
「――屍?」
数馬は思わず疑問に思う。
本当に、これが死体なのか。本当に、人間がただ死ぬだけでここまで凄惨なものに成り代わるのか。
彼の理性は否定する。
人は、死んでもこうは成らない。成ってはいけない。
では、一体これは何なんだ。
「飛び越えちゃったんだよ」
その声に、数馬は身構えて振り返る。
その様子に志村は少し困惑したような表情を浮かべるが、なぜかその直後にうれしそうな笑みに変わる。
「いい顔」
「……飛び越えたってどういう事ですか?」
「魔術師はね、自分より適度に互角以上の高位魔術師と戦う時、実力以上の力が発揮できるの。でも、それは実力を越えた力。普通の人間は、実力以上の力を発揮できるように作られてはいないから、魔術師の身体は魔法で実力以上の力を使える人間ではないものに書き換えられる。それが、飛び越える」
活動するはずだったの(BlogPet)
疑問提示:謎のヒロインを主人公は無条件に信用できるのか?
「じゃあ、俺は誰に背中を向ければいい? 一番無防備な背中を」
「それは私に……」
「信用できない」
九日は即答する。
「素性の知れない相手を信用できるほど、僕はお人好しではないんだよ。自分の素性を言いたがらないならなおさらだ」
「……」
芳佳は唇を噛む。
「――時期が来たら、話す。それまで、待って……」
絞り出すような彼女の言葉に、九日は僅かに視線をそらして言う。
「なるべく、早めに。僕はあまり、忍耐のある方じゃない。それに、時期が、君に背中を刺された時、って言うのもイヤだからね」
「善処するわ」
「それは私に……」
「信用できない」
九日は即答する。
「素性の知れない相手を信用できるほど、僕はお人好しではないんだよ。自分の素性を言いたがらないならなおさらだ」
「……」
芳佳は唇を噛む。
「――時期が来たら、話す。それまで、待って……」
絞り出すような彼女の言葉に、九日は僅かに視線をそらして言う。
「なるべく、早めに。僕はあまり、忍耐のある方じゃない。それに、時期が、君に背中を刺された時、って言うのもイヤだからね」
「善処するわ」
白沢君の雑学
実は、信号機というのは例の『象が乗っても大丈夫』の素材で出来ている。
それが一撃でひしゃげる。
「あ、やばいんじゃねえか?」
夏一はそういって九字を切る。
九字というのは、古くから伝わる魔術。縦四、横五の線を剣印で臨兵闘者皆陣列在前、と言いながら中空に描くもので、20の十字が出来る。それが、鬼神魔物を釘付けにするため、時間稼ぎになる。
それが一撃でひしゃげる。
「あ、やばいんじゃねえか?」
夏一はそういって九字を切る。
九字というのは、古くから伝わる魔術。縦四、横五の線を剣印で臨兵闘者皆陣列在前、と言いながら中空に描くもので、20の十字が出来る。それが、鬼神魔物を釘付けにするため、時間稼ぎになる。
謎の転校生の謎 状況2
「彼女の素性は?」
立ち去ろうとする直隆の肩をつかみ、そういって呼び止める左。すこし不機嫌そうな顔で、首だけで振り返る直隆だが、答えない気はないらしく首を振ると、
「分からない。刹那さんも、最低限のことしか教えてくれなかった」
という。
「何を?」
「十七歳の女の子」
「本当に最低限だな、おい。つうか、それって、教えてくれた、の範疇にはいるのか? 何の手がかりにもならねえし」
そう悪態を吐くラジに左はいう。
「誕生日が今日以降な事が分かるだろう?」
「そうか」
少し感動したようにラジが言う。
「で、何の役に立つんだ?」
「誕生会が開ける?」
立ち去ろうとする直隆の肩をつかみ、そういって呼び止める左。すこし不機嫌そうな顔で、首だけで振り返る直隆だが、答えない気はないらしく首を振ると、
「分からない。刹那さんも、最低限のことしか教えてくれなかった」
という。
「何を?」
「十七歳の女の子」
「本当に最低限だな、おい。つうか、それって、教えてくれた、の範疇にはいるのか? 何の手がかりにもならねえし」
そう悪態を吐くラジに左はいう。
「誕生日が今日以降な事が分かるだろう?」
「そうか」
少し感動したようにラジが言う。
「で、何の役に立つんだ?」
「誕生会が開ける?」
謎の転校生の謎 状況1
例の転校生だ。
KEEP OUTと書かれた黄色いテープの前に彼女の姿がある。
事件現場の中では、まだ数名の警察官が出入りしている。
「祐子さん」
平塚が声をかけると同時、警察官の一人が祐子の存在に気がつくと、彼女の前に立ち黄色いテープを持ち上げる。
何事かと思う間もなく、彼女はさも当然のように 入っていく。
「入っていっちゃった」
KEEP OUTと書かれた黄色いテープの前に彼女の姿がある。
事件現場の中では、まだ数名の警察官が出入りしている。
「祐子さん」
平塚が声をかけると同時、警察官の一人が祐子の存在に気がつくと、彼女の前に立ち黄色いテープを持ち上げる。
何事かと思う間もなく、彼女はさも当然のように 入っていく。
「入っていっちゃった」




